換気回数について
弊社でご提案している換気回数は1時間当たり6 回です。
これは1 時間毎に室内の全ての空気が6 回入れ替わることを意味します。
換気回数6 回をご提案する根拠は、厚生労働省がビル管理法において、感染症対策と
して1 時間毎の一人当たりの必要換気量を30 ㎥で推奨していることに基づきます。
診察室では左の図のように患者と付添人、医者と看護師の最大4名の入室が想定されます。
そのため、必要換気量は 30 ㎥× 4 人= 120 ㎥ となります。
一方、一般的な診察室の面積は右の図のように床面積が約8 ㎡で天井高さが2.7 mのため、
診察室の容積は 8 ㎡× 2.7 m= 21.6 ㎥ となります。
必要換気量÷診察室の容積=必要換気回数 となるため、
必要換気回数は120 ㎡÷ 21.6 ㎥= 5.55…回となります。
そのため、弊社では6 回をご提案しております。
診察室の広さ例
1時間に6回部屋の空気が入れ替わる換気扇の設置